ご挨拶

 浄土真宗は宗祖親鸞聖人によって開かれました。
2023(令和5)年は、祖師聖人ご誕生850年、立教開宗800年を迎えます。
 このようなときに当山は、群馬県北軽井沢の地において開山しました。
群馬県は親鸞聖人が1211年、越後への流罪が赦免され、1214年稲田草庵(茨城県笠間)に入られるまでいられたことからも縁のある地でもあります。
当職は、2022年末に40余年にわたる大学での研究・教育活動に定年退職を迎えたことを機に、かつて天平のむかし畿内にあったとされる祖先が創建した寺院を令和の時代に再興し 、浄土真宗の教義とあらたな阿弥陀様のご縁を地域社会にもたらしていくことを意図した次第です。当寺院は 檀家(門徒)制度を一切もうけず学問寺・布教場として存在しています。

 師僧先生が真宗僧侶にとっての使命は、「加持・祈祷や座禅、難行・苦行ではなく、親鸞聖人の非僧非俗すなはち衆生のなかにあってこそ気づける仏の教え、いただいた教えに抗い続け、どうしょうもない姿をさらけ出すことだ」と説かれています。師僧の教えにしたがい、お寺の敷居の高さを一切なくし地域社会の一人でも多くの皆様に親鸞聖人のご縁をいただくよう努め、浄土真宗の教義と聴聞を続け 皆様の生活の柱とするべく阿弥陀さまの心とこころの出会いをもたらし地域社会の多くの皆様方に愛される寺院を目指して精進していきたいと思っています。